USTREAMライブ中継実験の感想 |
2010年10月17日 実施 |
NPO法人プリムスラボ 定点観測研究会 |
実験の趣旨 | 落語は、本来的に会場でのライブによって感動を得られるものと認識しているが、こうした会場などの場で楽しむイベントなどを、ライブ中継することに疑問はありました。 しかしながら、テレビ時代を経て、あるいは60歳以上が人口の30%を越える時代では、居ながらの楽しみを求める人々が多いのでは、その時には、どうしたら良いのかなどを考えながら、演者である扇里師匠の了解を得て、今回の実験を試みました。 |
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実験の制約 | 今回の中継実験は、既存のモノを使い、できるだけ費用をかけないことを前提として、 ・8mmビデオカメラでの撮影(長い間使っていなかった昔のもの) ・安価なデジタル変換器 ・丘の上の会場、インターネット回線の自前調達 などの制約の中で行いました。 |
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映像/音声の デジタル変換 |
8mmビデオカメラで取得した映像は、カメラのファインダーからは普通の映像であったが、安価なデジタル変換器を介した映像は、横サイズが極端に減少してしまい、人間の映像は、実際よりもやせっぽちになってしまうものであり、また、音声は、変換器の出力のままでは動作せず、オーディオ機器を介して、ようやく、USTREAMによる映像の配信に成功しました。 |
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ドコモWi-Fiルータ | さらに、ドコモのFOMAサービスエリアでWi-Fiルータを介して、最大7.2Mという回線環境を想定したが、携帯電話でも外に出なければ「圏外」になってしまうというサービスエリアという回線状況の中で、放映時による確認用のPCを用意していたものの、確認用PCを接続すると、さらに回線事情が悪化してしまので、放映の確認は、友人への電話などでによるものになりました。 |
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結果 | 「音声は無事に配信できたが、映像は、間引きした映像のようにガタガタした映像」という厳しい結果になってしまったが、当初の目的とした「ライブ中継(配信)」という一応の結果は残すことができました。 また、携帯電話がつながる場所からのライブ中継などに、私たち市民レベルでも実現できる、さまざまな利用の可能性を拡げることができました。 |
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主な使用機材 |
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