法人概要 > プリムスラボ・設立初期の想い 

 

新しいライフスタイルのための「場と機会」を提供します。
というプリムスラボとは一体何なのか。

このページは、
なぜ?、何のために? など、
プリムスラボ設立時への想いのつづりの一部を転載しています。

概  要  目  次
1.NPO法人を考える 3.場と機会の起点(情報工房)
    PLIMSLABの名称 4.情報化生活支援
    居場所と活動 5.PLIMS流健康情報生活
    共創と共有への道 6.PLIMSギャラリー
NPOメンバー募集   

 

NPO法人を考える

 わたしにとって社会貢献とは?

 人々は高度に発展した社会では、「モノを欲しい!」という想いよりも、
もう一歩進んだ「何か!」を求めて生きるようになったようではないだろうか?

 以前は「暮らしをするために必要なモノ、楽しめるモノ、便利になるモノ。
それらを、より多く」という思いなど、
具体的なモノを手に入れたいという社会に住んでいたのではないだろうか。

 それらを、ひたすら努力やがまんをすることで、
形のあるモノの多くを手にすることができるようになったが、
最近では、そうした形あるモノへの想いから、
自分には手の届かない、目に見えない、形のない、楽しさやゆとりなど心の満足、
あるいは、目標や夢だった欲求・事柄を求める時代に
なってきたのではないだろうか。

 従来の人の心構えとしての感覚は、
「人のため、社会のために考え行動する」ことが普通だったので、
日常生活でも、会社で仕事をすることも、人々のため、社会のためになることが
当たり前だったと思う。
ところが、高度に発達した(微細な事柄も明確になり、
あいまいさが許されない)お陰か、この当たり前であった言葉も、
わざわざ「社会貢献」と言葉で区別・表現する時代にと変化して来たのではないか。

 このような自分にとっての常識と、
現代の常識とのギャップに戸惑っていると思われる人が、
多く人との会話の中に見い出すことができる。

 私達のNPO法人プリムスラボは、
それぞれの人が自分のできることやノウハウを持ち寄って、
協同組合のように、一人の力は弱いけど、
みんなの力を合わせて共同で、
社会のために生きることを目指す、行動しようとする組織でありたい。

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PLIMSLABの名称

 よみかた:「プリムスラボ」
 PLIMSという造語と、LAB(Laboratory)を組み合わせた造語ですが、まだ、公式なつづりとしての語はありません。現在の段階は、メンバーそれぞれ自分が思いついた英単語をつづり、文章的なスタイルにしたもので、それぞれの想うライフスタイルによって、場と機会を、同じ「PLIMSLAB」の名称で共有することを意味しています。

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居場所と活動

 居場所には、生活をしていく場である家や家庭、仕事をする場所としての会社、お酒を飲む場所としての居酒屋など、さまざまな居場所があります。
 私達の考えるのは、「何かを!」と活動をしていくためには、枠組みであり、自分の役割を求められる組織拠点としての居場所、あるいは、意見や作品を発表しようする時の「属する所としての居場所」としている。その居場所には、日常生活に変化を創るプログラム、何らかの活動や、ことを興すために、分担できる人と道具が必要だろう。。

  • 自分のできること、やれること
  • 他の人々との接点を見出す
  • 仕組みを作り、生かして
  • 社会との関係性を探る場として
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共創と共有への道

 豊かな経験、趣味、こだわりを社会に役立てるプログラム。
 人は、生きるため、夢や希望を達成しようと、さまざまな場で多くの活動、経験を積む。しかし、それらの大事な経験も、人の心にしか残されなくなってしまい、世に触れることなく次第に忘れ去られていく。
 こうした社会の中に埋もれてしまう「ノウハウ」を、心の中から引き出し、社会に役に立つ働きに転換する仕事ができないだろうか。
 それらは、自分が大事にしている趣味やこだわりの中に埋もれていることも多い。
 仕事や働きという言葉を、お金をもらう手段としてでなく、「社会に役立つため」という目的の言葉・行動として、働くことが楽しく、人々から「ありがとう」と感謝とねぎらいの言葉をかけてもらえることを喜びとして生きることができたら!

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開発の時代から維持管理の時代へ!

 団塊の世代と呼ばれる人々は、自分達が成長していく過程で、自分達の歩む「道幅が拡大・整備」されてきた。
 全員が一度に通過するには、常に道は狭く、その狭い道を通るために、競争を余儀なくされ、競わされて来たと思う人もいるだろうし、ある人には常に先を歩んで引っ張っていくように感じた人もいるのだろうと思う。

 その人達が通り過ぎた後は、適度な幅を持ち整備された道が残る。その後、少子高齢化の時代になり、その道を少ない人数で維持・管理して行くためには、コンピュータの力も必要とするだろう。
 このような社会では、年長者であろうと、コンピュータ操作をしなければならないことも多く出会うのだろう。いま、私達の捉え方、生き方には転換が必要ではないかと思っている。

Collaboration & Sharing

社会貢献とは、心の喜びを感じることができる仕事!

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NPOメンバー募集

 21世紀という「まだ見ぬ夢や希望を与えてくれ、未来に向かっていた右肩上がりの時代」から、あっと言う間に時が過ぎてしまった。
 現在は一転し安全や安心の感じられない「混乱の真っ只中」の感覚すら持ってしまう。
 このような時代の中で、社会のニーズやシーズに貢献する活動に対して、NPO(特定非営利活動)法が整備され、自分の利益でなく、社会の利益を求めて事業を行う組織の法人化ができるようになった。すでに数万に及ぶ多くのNPO法人が存在し、その活動がマスコミ報道にも、しばしば登場するようになっている。

 私達はNPO法人の仕事(事業)を、いわゆるボランティア活動と呼ばれる奉仕の活動とは考えていない。
 私達の事業は、
自分考える社会貢献を実現する場を求めている人のための仕組みと考えており、共に、社会に向けた活動をと考える方を仲間としたい。

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情報工房

 新しい道具の利用は「試して見る」ことから始まると言えます。
 また、他者をまねることから独自の道具作り。
プリムスラボは、自分流を創り出す工房「情報工房」を提供する。

 情報工房は、
情報化のためのハードウェアやソフトウェアを準備しており、コーチするスタッフがいて、
場所の大きさや規模には無関係に、利用する人のマルチ工房に変化します。

  目的のはっきりしない人のためのコミュニケーションの場、すでに提供されているサービスやソリューション(課題解消のための提案など)を含めて、さまざまな用途に利用できるものである。

 工房を利用して、自分流のライフスタイルを形にして、
社会に役立にたてる活動ができるようになれば良い。

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情報化生活支援

以前は、パソコンや半導体が先端技術と言われていた。
 この先端技術と称される分野も時代と共に変化し、
過去にこの呼び名を冠したパソコンや半導体は、
すでに当たり前(社会の常識的な)のモノとなり、
社会生活には必須の社会基盤という呼び方にまでなっている。

 パソコンやLSI(半導体)技術や利用技術の進歩、利用分野の拡大、
さらにはインターネット・携帯電話などによって、急速に浸透してきた「情報化の波」は、
とどまるところを知らないかのように広範囲に渡り、深く浸透・侵食していく。
それらはすでに、
私達の生活にも密着したところで大きな影響を示していて、
今や情報化機器などに触れないで生活を送ることは
相当に難しくなっていると思う。

 むかし、電化製品・生活という言葉があり、電気を使って動く家庭電器製品があった。
 その時も、恐らく電気で動く電化製品の便利さ、複雑なことができる驚きは、生活スタイルを大きく変えたのだろうと思う。
 情報化生活の時代も、電化生活の時のように、以前では考えられなかったような事が簡単にできてしまうし、知っていれば非常に便利になる使い方もたくさんある。しかし、過去の習慣との違いやギャップに悩まされている人も多く、とても難しくて頭を悩ますことも、知らないで被害にあうようなことも耳にする。

何を、どう考えたら良いのかがわからない。

 情報化生活支援は、このような人々に向けた支援をしようというものである。

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PLIMS流 健康生活提案

 NPO法人プリムスラボが提唱するライフスタイルは、
一人ひとりがタレント性(才能・能力)を持った存在であるという認識から始まります。

 一緒に学んだり、楽しんだり、共同での作業、人に伝える、教える、勧めたりする行動を通じて、
創造力や経験・人脈を発揮した、モノ造りへの挑戦、人々に利用して欲しいと普及に努力する。
それが「社会のためになると考えるから」と思える活動を。 まさに、メンバーそれぞれが考える自分流PLIMSLABなのだと思う。

健康生活と言う考えには、環境、仕事、人との関係、精神的なこと、肉体的なこと
さまざまな課題があると思う。

まず、私達の健康生活提案の着目点は「ストレスの軽減」と考える。

メンバーそれぞれが関心を持っている健康法や情報を提供することによって、
多くの方がストレスから開放されて健康状態の維持・増進を図ることができ、
今日、個人の生活や生きがいと社会の関係性を変える。
つまり、ライフスタイルの再構築される必要があると考える。

 例えば、心の底から笑う機会であり、殺伐とした社会から人情を取り戻す落語会のチケット情報の提供、お酒を飲む時のカラオケだけじゃなく、声を出すことでストレスを吹き飛ばす企画。
歴史の伝承としてだけでなく、産業界でもパッケージ構造の基礎として役立ってきたおりがみも、
海外旅行では旅先で感謝の心で喜ばれ、
高齢者には、脳を使うことで脳の活性化や脳の健康維持とも言われる。

 また、従来の生活慣習の変化だけでなく、食生活、生活環境の変化から必要とされるサプリメントや器具類、明治の西欧文化・文明の導入によって主流ではなくなってしまった日本人独特の健康・医療方法である東洋医学など、さまざまな視点から健康生活に寄与できると考えられる
情報を提供して行けないだろうか。
さらに、特殊な領域でしか扱われていない道具、手段の情報や、
まちの科学者・研究家などの研究成果などの提供も行って行きたい。 

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PLIMSギャラリー

 私達のLABの象徴である情報工房は、写真や音などをパソコンなどで見れる、
聞けるようにするデジタル変換や、連続的な映像に加工するようなソフトなどを利用できるように
なっており、考え方や操作方法のアドバイザーを含めて、利用できるサービスを行う考えである。

 PLIMSギャラリーは、そのような環境で作り上げた作品や、
ご自身の日夜の鍛錬のもとに創作された「作品」を、展示する場所として構想したものである。

 展示する場所には、生活現場のある場所もあるし、
この場所のように「インターネット上の空間」という場所もあるだろう。

2007年9月

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